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喉越し、滑りの良いそばが好まれる一方で、「子供の頃におばあちゃんやおじいちゃんが作ってくれた蕎麦が無性に食べたくなる」というお客様からのお声から田舎蕎麦の製造に取り組み始めました。
田舎蕎麦は土臭かったり、雑味があったりと苦手な方も多いかと思われますが＜玄＞は違います。
昔ながらの製造を持ってすれば簡単かも知れませんが、食の安全や衛生面から現在の製法の一回挽きで製造するために試行錯誤しました。 昔は最低でも３回は臼に通しました。鬼殻をとる→篩い分け→臼に載せ実を割る→篩い分け→臼に載せ粉を引く→篩い、という手順を必要としました。何度も臼を通し、篩うことにより水分や香りがなくなっていきます。 社長のこだわりは『殻のついた玄そばを一回で挽ききってしまう』でした。このためには臼の調整（あたり）が重要になり、この臼の目に辿り着くのに2年かかりました。
一回で挽くため香りが強く、でも決して粗挽きではない、十割で打てる田舎蕎麦です。 鬼皮が十分挽き込まれておりますので、香りが強い田舎蕎麦です。
原料は福井県奥越産を100％使用しております。